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古代王権と祭儀

黛弘道編

吉川弘文館, 1990.11

タイトル読み

コダイ オウケン ト サイギ

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内容説明・目次

内容説明

日本古代史の最重要問題である、王権の継承と祭祀儀礼について、若手俊秀の研究者が、王位継承・行幸・即位儀礼・服属儀礼・相嘗祭・大祓・災異思想など多方面から論及。また王権に関わる氏族、律令官制と税制、古代史史料などの論考をも収録。現在盛んに論議されている大嘗祭と即位の儀礼について、歴史的視点から究明した注目の書。

目次

  • 1 古代王権と氏族(古代王権と行幸;淡水門と景行記食膳奉仕伝承と国造;西漢氏の存在形態;「吉野盟約」の史的意義;律令国家における災異思想)
  • 2 律令官制と税制(律令制下の国郡衙の職員構成;称徳朝における大量叙位とその影響;日本古代における「イネ」の収取について)
  • 3 古代祭祀と儀礼(相嘗祭の成立と天高市神話;諸国大祓考;神祇令と即位儀礼)
  • 4 古代史史料をめぐって(記紀の編纂過程に関する二つの史料;『続日本紀』巻1に見える2、3の表記について;『今昔物語集』宗岡高助説話の歴史的背景)

「BOOKデータベース」 より

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