近代外科の父・パレ : 日本の外科のルーツを探る

書誌事項

近代外科の父・パレ : 日本の外科のルーツを探る

森岡恭彦編著

(NHKブックス, 609)

日本放送出版協会, 1990.11

タイトル読み

キンダイ ゲカ ノ チチ パレ : ニホン ノ ゲカ ノ ルーツ オ サグル

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注記

アンブロアズ・パレ関連小年表:p196〜197

内容説明・目次

内容説明

日本の西洋医学のルーツは『解体新書』よりも、その百年も前に作者名を伏せられたまま伝わったアンブロアズ・パレの著作であった。ルネサンス時代、四代のフランス国王の侍医を務めたパレは当時の常識を覆す治療法をあみ出し、近代外科学の基礎を築いた。本書は、没後四百年に当たり、パレの革命的な外科療法、稀有な生涯を紹介し、日本における謎に包まれた伝わり方を描く興味深い読みものである。

目次

  • 序章 アンブロアズ・パレと日本の医学
  • 第1章 わが国の近代外科のルーツをさかのぼる(西洋医学を取り入れた人たち;絵図をめぐる謎;パレの生地を歩く)
  • 第2章 パレの同時代を見渡す(フランス王家とパレ;宗教戦争と王家の悩み;ルネサンスの外科医パレ)
  • 第3章 戦場で学んだ外科医パレ80年の生涯(意欲的に学んだ若き日々;経験と実証を重ねた軍医としてのパレ;国王の外科医パレ;診療と著作に没頭した晩年)
  • 第4章 後世に残した偉大な業績(パレの周辺;『パレ全集』のゆくえ;医療に対する精神に学ぶ)

「BOOKデータベース」 より

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