世紀末ロンドンを翔んだ女 : メアリ・ウォルストンクラフトを追う旅

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世紀末ロンドンを翔んだ女 : メアリ・ウォルストンクラフトを追う旅

十返千鶴子著

新潮社, 1990.10

タイトル読み

セイキマツ ロンドン オ トンダ オンナ : メアリ ウォルストンクラフト オ オウ タビ

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内容説明・目次

内容説明

いつかまたロンドンへ行きたい。そうした思いが私の気持のどこかに潜んでいたとき、昔この街に生きて死んだ2人の女性に関心を抱くようになった。その1人は、メアリ・ウォルストンクラフト、18世紀の末にフランス革命に触発されて女性の自立を訴えた書物、『女性の権利の擁護』の著者である。そしてもう1人は彼女の娘であり、ゴシック小説『フランケンシュタイン』の作者であるメアリ・シェリーである。世界初のフェミニズム宣言と18世紀末ロンドンをめぐる旅。

目次

  • 1 メアリ母娘にひかれてロンドンへ
  • 2 「こんなことを言ったら笑われるかもしれない」
  • 3 18世紀末の“太陽宣言”
  • 4 『女性の権利の擁護』の出版まで
  • 5 ロンドン下町メアリの旧居
  • 6 チャーチヤードの書店街
  • 7 ジョンソン書肆・クラブの人々
  • 8 “女戦士”の青春
  • 9 革命下のパリの恋
  • 10 初めての“結婚”と出産
  • 11 死ぬほどの苦しみ
  • 12 新しい命と引きかえた母の生
  • 13 最後の日々を過した街
  • 14 ボーンマスの墓地にて
  • メアリ・シェリーと『フランケンシュタイン』

「BOOKデータベース」 より

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