歴史小説論
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歴史小説論
(同時代ライブラリー, 47)
岩波書店, 1990.11
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レキシ ショウセツロン
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内容説明・目次
内容説明
作家大岡昇平の晩年、30年にも及ぶ「歴史小説」にたいする博捜は徹低を極めた。その真摯な思索は透徹し、洞察に満ち、また同時代の文学・思想状況へ生き生きとした目配りがあり、その論の行くところにはいつも知的な興奮が湧き起こった。たえず小説と批評の間を往還した文学者大岡昇平。その文学の醍醐味を一冊とした。
目次
- 1 歴史小説論(歴史小説の発生;日本の歴史小説;歴史小説の美学;歴史其侭と歴史離れ;江馬修『山の民』;現代史としての歴史小説;歴史小説論;歴史小説の問題)
- 2 森鴎外(『堺事件』疑異;『堺事件』の構図—森鴎外における切盛と捏造;『堺事件』批判その後)
- 3 文学表現の特質
「BOOKデータベース」 より