日本語で一番大事なもの
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日本語で一番大事なもの
(中公文庫, [お-10-2])
中央公論社, 1990.11
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ニホンゴ デ イチバン ダイジ ナ モノ
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Description and Table of Contents
Description
柿本人麻呂から芭蕉、そして「サラダ記念日」までを数多く例に引きながら、日本語の本質と機能を探り、とくに「てにをは」のはたらきの重要性と面白さを徹底的に追求する—。国語学者と小説家の機智と説得性に富んだすぐに役に立つ対談による日本語論。
Table of Contents
- 鴨子と鳧子のことから話ははじまる
- 感動詞アイウエオ
- 蚊帳を調べてみよう
- 「ぞける」の底にあるもの
- 「か」と「や」と「なむ」
- 已然形とは何か
- 「こそ」の移り変り
- 主格の助詞はなかった
- 鱧の味を分析する
- 岸に寄る波よるさへや
- 場所感覚の強い日本人
- 現象の中に通則を見る
- 古代の助詞と接頭語の「い」
- 愛着と執着の「を」
- 「ず」の活用はzとn
- 『万葉集』の「らむ」から俳諧の「らん」まで
- 「ぞ」が「が」になるまで
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