書誌事項

パースの認識論

ウイリアム H.デイヴィス著 ; 赤木昭夫訳

産業図書, 1990.11

タイトル別名

Peirce's epistemology

タイトル読み

パース ノ ニンシキロン

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注記

引用文献: p276-279

内容説明・目次

内容説明

チャールズ・サンダース・パースは、アメリカが生んだもっとも偉大な哲学者で、認識論で革命的な貢献を果たした。創造的で科学的な思考は、演繹的でもなければ、帰納的でもないとして、彼は認識は「洞察」によるとする説を唱えた。心は洞察によって諸関連を把握して、実在に具有される法則や原理をもたらすというのである。パースの認識論は、哲学の歴史にたいするひろい知識と、彼自身が生涯を通じて現役の科学者であったことにもとづいている。この研究はパースの認識論にたいする解明と批判的吟味になっている。パースの認識論はカント以来もっとも独創的でもっとも深遠な理論であり、哲学的思索に強い影響を与えてきた。

目次

  • 第1章 推論—すべての思考の精髄
  • 第2章 仮説あるいはアブダクション—推論の創造的な相
  • 第3章 間違い主義—思考の自己修正
  • 第4章 具体的合理性—理性と本能の協力
  • 第5章 デカルトの循環—懐疑主義にたいする結論的見解

「BOOKデータベース」 より

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