自然学の展開
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自然学の展開
(講談社学術文庫, [950])
講談社, 1990.12
- タイトル読み
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シゼンガク ノ テンカイ
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注記
1987年6月講談社刊「自然学の展開」を底本とする
内容説明・目次
内容説明
カゲロウ、イワナ、ウマ、ニホンザル、チンパンジー、ゴリラと研究対象を展開する一方、1500有余の山頂を踏査する中で構想されたものは、今西学と総称される生物全体社会を見すえた「自然学」であった。真のナチュラリスト今西錦司が前著『自然学の提唱』に引き続き展開する本書は、地球規模の問題が多発する今日、21世紀の日本と世界を透視する確かな視座を提示する万人必読の書である。
目次
- 混合樹林考
- 「自然学」の提唱に寄せて—2つの目の自画像
- 自然学に向かって
- 自然学へ至る道—自然の全体像—直観の思想
- 生態学と自然学とのあいだ
- 「自然学」への到達
- 『生物の世界』への回帰
- 自然学の一つの展開—odum生態学に寄せて
- 自然学から見たわが国の自然—生態学から生物地理学への復帰
- 生物社会学のことども—小田柿進二著『文明のなかの生物社会』の序
- 場の共有から共感へ
- プロトアイデンティティ論
- 群れ生活者たち
「BOOKデータベース」 より