異邦人の立場から
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異邦人の立場から
(講談社文芸文庫, . 現代日本のエッセイ||ゲンダイ ニホン ノ エッセイ)
講談社, 1990.7
- タイトル読み
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イホウジン ノ タチバ カラ
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注記
著者の肖像あり
年譜・著書目録: p377〜398
内容説明・目次
内容説明
“人間の存在的な渇望は現実以上に真実である”我々の現代と西欧の現代—その背後に脈々と流れる我々が“本能的”に持つ汎神的血液と西欧の一神的血液。生涯のテーマ=日本人であり、カトリックであることを追求する著者の最初のエッセイ「神々と神と」をはじめ、遠藤文学を確立した昭和40年代までを新編成。文学と信仰の原点と決意を語る熱きエッセイ。
目次
- カトリック作家の問題
- フランソワ・モーリヤック
- 誕生日の夜の回想
- 旅人と猿と
- 仁川の村のこと
- 黄色い人の哀愁
- 芸術の基準
- 二つの芸術観
- 文学と想像力
- 処女出版のころ
- エルサレム巡礼
- ポンペイ見聞記
- サド侯爵の城
- クロソウスキイ氏会見記
- 人間と物と
- 九官鳥の話
- わが小説
- なぜ神は黙っているのか
- 初心忘るべからず
- ある場所の話
- 私の小説作法
- 遠くから来た人
- 伝統と宗教
- 切支丹時代
- 笑いの文学よ、起れ
- 本不足の時代の悦び
- 小説作法と戯曲作法
- 私の文学
- 中年の作家
- 合わない洋服
- 出世作のころ
- 現代日本文学に対する私の不満
- モーリヤックと私
- 主観的日本人論
- 人間の心、このテルのごときもの
- 生贄の使節
「BOOKデータベース」 より