鹿鳴館の系譜 : 近代日本文芸史誌
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書誌事項
鹿鳴館の系譜 : 近代日本文芸史誌
(講談社文芸文庫, [いB3])
講談社, 1991.1
- タイトル読み
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ロクメイカン ノ ケイフ : キンダイ ニホン ブンゲイシシ
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注記
著書目録--磯田光一: p378-380
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
日本近代の“欧化”の象徴としての鹿鳴館—。その華やかさのうしろにある“悲哀”を見出す著者が、近代日本百年の歩みを、そのヴァリエーションとして、再構成しながら、社会・風俗・建築・音楽など、文化の全領域に“欧化という伝統”を発掘。既成の文学史観を覆す知的スリルに満ちた長篇。磯田光一の代表的エッセイ。読売文学賞受賞。
目次
- 1 訳語「文学」の誕生—西と東の交点
- 2 「小学唱歌」考—その一世紀の帰趨
- 3 湯島天神と丸善—硯友社における江戸と西洋
- 4 東京外国語学校の位置—二葉亭四迷『浮雲』の原像
- 5 「明星」派の水脈—『みだれ髪』の遺産
- 6 漱石山房の内と外—『明暗』の基底にあるもの
- 7 『田園の憂鬱』の周辺—佐藤春夫と宇野浩二
- 8 日比谷・銀座界隅—都市と前衛芸術
- 9 「革命」という外来思想—風土のなかのドラマ
- 10 昭和のモダニズム—ある感情革命
- 11 三人の鹿鳴館演出者—聖徳太子・伊藤博文・吉田茂
「BOOKデータベース」 より