恋愛小説の陥穽
著者
書誌事項
恋愛小説の陥穽
青土社, 1991.1
- タイトル読み
-
レンアイ ショウセツ ノ カンセイ
大学図書館所蔵 件 / 全143件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
雑誌 ユリイカ 1988年3月号から1990年9月号まで連載(11回 2ケ月おき)
内容説明・目次
内容説明
漱石、荷風、谷崎、太宰、川端、秋声、三島、武田泰淳、石川淳など、日本の近代文学を代表する男性作家たちの「恋愛小説」を解剖し、〈恋愛〉を主題にしながら〈女性〉を観てこなかったその女性観の本質を明らかにして、いま、女性にとって〈恋愛〉とは何かを鮮烈に描く、意欲的な評論集。
目次
- 序 『恋愛の発見』と「生血」
- 漱石の過誤
- 谷崎の矛盾
- 太宰の逃避
- 川端の傲慢
- 荷風の逆説
- 秋声の破綻
- 三島由紀夫の二重構造
- 武田泰淳の虚無
- 石川淳・原型への渇仰
- 結 『ノルウェイの森』と『たけくらべ』
「BOOKデータベース」 より