シャオハイの満洲
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書誌事項
シャオハイの満洲
(新潮文庫)
新潮社, 1988.7
- タイトル読み
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シャオハイ ノ マンシュウ
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注記
関連年表: p342-343 付:参考資料
内容説明・目次
内容説明
1945年8月9日午前0時、ソ連軍が旧満州国に進攻を開始。その時、日本人家族のほとんどは、父親を兵隊にとられ母親と老人・子供たちだけが残されていた—。本書は、5回の撮影取材による中国残留日本人孤児のポートレートと肉声、ならびに生きのびて帰国できた人の聞書きから成る。昭和史の証言として、極限状況に置かれた人間の記録として重い内容を持つ。’85年度土門拳賞受賞。
目次
- 炎の東安駅(小林すみさん)
- 殺戮の開拓村(紅谷寅夫さん)
- 地獄絵の哈爾浜(依田初美さん)
- 飢餓の逃避行(高野伊喜夫さん)
- 闇の中の奇襲(春原のぶ子さん)
- 青麻畑の惨劇(高橋篤さん)
- 生への彷徨(斉藤桂子さん)
- 34年目の再会(早川あささん)
- 肉親への鎖魂(清安悦郎さん)
- 一人ぼっちの祖国(Aさん)
- 関連年表
「BOOKデータベース」 より