フクロウの文化誌 : イメージの変貌
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書誌事項
フクロウの文化誌 : イメージの変貌
(中公新書, 1018)
中央公論社, 1991.4
- タイトル読み
-
フクロウ ノ ブンカシ : イメージ ノ ヘンボウ
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注記
参考文献: p197-206
内容説明・目次
内容説明
人々は古来、闇の中を自在に飛びまわるフクロウに、あるイメージをあてはめ、象徴的な意味付けを行なってきた。遠い古代ギリシャの時代には、女神アテネの従者、知と学芸の象徴として、キリスト教の絶対的支配下にあった中世ヨーロッパにおいては、凶事や暗黒を象徴する魔女の使いとして扱われた。こうした時代とともに、また異なる地域で変容する一連のイメージを通して、フクロウが持つ文化的側面を豊富な図版をまじえて語る。
目次
- 第1章 女神アテネの従者
- 第2章 凶鳥への変転
- 第3章 新しい主人たち
- 第4章 自然の素顔
- 第5章 被従服者の悲劇
- 第6章 女神からの自立
- 第7章 鴟〓の謎
- 第8章 鳳凰の天下
- 第9章 日本への飛来
- 第10章 日本文学の中で
- 第11章 現代に活きる
- 第12章 未来への飛翔
「BOOKデータベース」 より