肉食文化と米食文化 : 過剰栄養の時代
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肉食文化と米食文化 : 過剰栄養の時代
(中公文庫)
中央公論社, 1988.7
- タイトル読み
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ニクショク ブンカ ト ベイショク ブンカ : カジョウ エイヨウ ノ ジダイ
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内容説明・目次
内容説明
肉食による過剰栄養の肥満が深刻な社会問題となり、低カロリーの日本食の見なおしが盛んな欧米諸国。一方、“米バナレ”“魚バナレ”で食生活の洋風化にひたすら邁進する日本。飽食の時代のこれからの日本及び欧米諸国の在るべき食生活を模索する、異色の食文化論。
目次
- 第1章 繁栄の中で(やせたければ手術で;ステータス・シンボルだった肥満;はじまるあべこべの栄養指導;理想的な日本の食生活パターン?)
- 第2章 ヨーロッパと日本(肉食の原点;コメさえあれば;たよりは“ごった煮”;まずい豚肉が歴史の原動力に;外からの食物革命;日本人と牛肉)
- 第3章 戦争にゆれる栄養学(衛栄養学は肉食世界から;たかすぎるたん白質所要量;統制で体位向上のイギリス;陸の孤島スイスの実験;日本では主食観念がうらめに)
- 第4章 いきすぎた肉食(肉食ぜいたく論;理想に近い畜産物たん白質;芸術作品としてのシモフリ肉;先進国の問題はたん白質より脂質;輸出可能な日本の食文化)
「BOOKデータベース」 より