芭蕉のうちなる西行
著者
書誌事項
芭蕉のうちなる西行
(角川選書, 212)
角川書店, 1991.4
- タイトル別名
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芭蕉のうちなる西行
- タイトル読み
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バショウ ノ ウチナル サイギョウ
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注記
花曜社 1980年刊の復刊
内容説明・目次
内容説明
数奇とは風流を意味し、数奇心とは詩心を意味する。西行の遁世は、あふれてやまない詩心に殉じたものと断定する著者は、王朝の美意識の系譜をとらえ、その上に立つ西行観を中心に据えて、さらには芭蕉へとつらなる日本文化の伝統について言及した。
目次
- 芭蕉のうちなる西行
- 芭蕉の挨拶について
- 良寛と越後びと
- わが愛唱の西行歌
- 史上の西行
- 西行伝説と無常観
- 古典的漂泊と山頭火
- 遁世の世界
- 旅する女たち
- 平安朝の庶民女性
- 王朝の美意識と人間観
- 百人一首と王朝美の系譜
- 後鳥羽院小伝
「BOOKデータベース」 より