統合と分化のなかのヨーロッパ
著者
書誌事項
統合と分化のなかのヨーロッパ
有信堂高文社, 1991.7
- タイトル読み
-
トウゴウ ト ブンカ ノ ナカ ノ ヨーロッパ
大学図書館所蔵 件 / 全182件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
’93EC統合。東欧革命のうねりをうけつつもすすむ—それは「静かな革命」とよぶべきだろう。しかし後世の歴史は、未曽有の巨大な革命とよぶかもしれない。先進社会の変動のゆくえ。地域・民族・文化・言語問題を軸にみきわめる先駆的試み。
目次
- 序章 ヨーロッパの社会的・文化的変動への接近
- 1章 EC統合と地域の変貌—トランスナショナルな空間の創出
- 2章 「国境なきヨーロッパ」と移民労働者—EC統合下の問題のゆくえ
- 3章 〈新しい市民権〉と市民社会の変容—移民の政治参加とフランス国民国家
- 4章 フランスにおけるイスラム移民2世の排除と統合—教育と文化の問題を中心に
- 5章 挾撃されるイギリス多文化主義教育—ムスリム・コミュニティとハニフォード事件
- 6章 西欧における第三世界の女性移民—あらたな自己意識形成の背景
- 7章 カタルーニャ地域主義の政治的展開—自治政党CDCの発展とジレンマ
- 8章 ディグロッシーと南欧の言語運動—多元化社会における言語認識
- 9章 民族アイデンティティとバスク語教育運動—国家と地域の変容のなかで
- 10章 EC流「国家離れ」と少数言語の可能性
「BOOKデータベース」 より