書誌事項

ヨーロッパ文学評論集

E.R.クルツィウス [著] ; 川村二郎 [ほか] 訳

みすず書房, 1991.6

タイトル別名

Kritische Essays zur europäischen Literatur

ヨーロッパ文学批評

タイトル読み

ヨーロッパ ブンガク ヒョウロンシュウ

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注記

その他の共訳者: 小竹澄栄, 高本研一, 松浦憲作, 圓子修平

原著第2版 (1954刊) の翻訳

原著抄訳『ヨーロッパ文学批評』(1969) に新訳を合わせた完訳本

内容説明・目次

内容説明

本書は、記念碑的な大著『ヨーロッパ文学とラテン中世』の姉妹篇ともいうべき、もっぱらヨーロッパの現代文学を扱った評論集である。ゲーテ、ホーフマンスタールからオルテガ・イ・ガセット、T.S.エリオット、ジョイスに至る文学者を精細に分析した27篇は、余人の追随を許さぬ、この碩学の想像力と論理をみごとに証している。現代ヨーロッパの文学世界と知的伝統を理解するのに恰好の書。

目次

  • 1 ウェルギリウス
  • 2 ルードルフ・ボルヒャルト、ウェルギリウスをめぐって
  • 3 批評家としてのゲーテ
  • 4 ゲーテの書類作り
  • 5 ゲーテ—その世界の根本特徴
  • 6 フリードリヒ・シュレーゲルとフランス
  • 7 シュテファン・ゲオルゲ、語らいの中で
  • 8 ホーフマンスタールを偲んで
  • 9 ゲオルゲ、ホーフマンスタール、カルデロン
  • 10 ヘルマン・ヘッセ
  • 11 バルザックとの再会
  • 12 エマソン
  • 13 ウナムーノ
  • 14 シャルル・デュ・ボス
  • 15 オルテガ・イ・ガセット
  • 16 ラモン・ペレス・デ・アヤーラ
  • 17 ジェイムズ・ジョイスと彼の『ユリシーズ』
  • 18 T・S・エリオット
  • 19 トインビーの歴史学
  • 20 ホルヘ・ギリェン
  • 21 フランス小説に関する覚え書
  • 22 若きコクトー
  • 23 ウィリアム・ゴーイェン
  • 24 アルゴナウテンの船

「BOOKデータベース」 より

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