人麻呂の表現世界 : 古体歌から新体歌へ
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人麻呂の表現世界 : 古体歌から新体歌へ
岩波書店, 1991.7
- タイトル読み
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ヒトマロ ノ ヒョウゲン セカイ : コタイカ カラ シンタイカ エ
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注記
第2刷 (2001刊) p291-292に後記あり
内容説明・目次
内容説明
はるかな上古、日本の歌が初めて文字と出会い、書き留められようとするその瞬間に、歌人人麻呂は立っていた。口承されてきた日本の歌を、そのままいかに漢字で表現するか—この未曽有の課題に人麻呂はどのように立ち向かったか。万葉研究の第一人者が、人麻呂の表記を手がかりに日本文学黎明期のドラマを再現する。
目次
- 第1章 漢字とのたたかい—古体歌試論(国語の表記史と木簡;天武朝の和文表記と人麻呂歌集;漢字で歌う工夫;共感の表現—「吾」と「吾等」;初期万葉歌の記定)
- 第2章 新体歌の世界(旋頭歌の成り立ち;「片歌」起源説への疑問;問答歌謡の性格;七夕歌の創始;連作の試み)
「BOOKデータベース」 より