連歌師宗祇
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連歌師宗祇
岩波書店, 1991.8
- タイトル読み
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レンガシ ソウギ
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注記
宗祇略年譜: p269-300
参照文献一覧: 巻末p1-4
内容説明・目次
内容説明
応仁の大乱が荒れ狂う世を生き抜き、一介の連歌師からついには文化界の頂点へとのぼりつめた宗祇。謎めいた生涯の足跡を克明にたどり、作品の動機を実証的に問いつめていく本書からは、たんなる風雅の士ではない、周到な計算と冷徹な実行力をそなえたひとりの人間が鮮やかに浮かび上がってくる。著者積年の連歌研究を踏まえた野心作。
目次
- 第1章 生涯と文学
- 第2章 初期連歌論の成立—長六文と吾妻問答
- 第3章 宗祇と心敬
- 第4章 春は江戸辺に—東野州消息の成立年次と内容
- 第5章 宗祇と東常縁
- 第6章 連歌師への道—萱草と竹林抄
- 第7章 宗祇と宗伊
- 第8章 連歌の正風を求めて—老のすさみ
- 第9章 紀行の文学筑紫道記
- 第10章 宗祇と門弟たち
- 第11章 新撰菟玖波集まで—祈念百韻を読む
- 第12章 足なうてのぼりかねたる筑波山—基佐・宗祇確執をめぐって
- 第13章 連歌師宗祇と和歌
- 第14章 宗祇と芭蕉
- 付(紀伊生国説の可能性;含翠堂文庫蔵『老葉』付載「宗祇付句」;宗祇略年譜)
「BOOKデータベース」 より