ベストセラーの読まれ方 : イギリス16世紀から20世紀へ

書誌事項

ベストセラーの読まれ方 : イギリス16世紀から20世紀へ

香内三郎著

(NHKブックス, 629)

日本放送出版協会, 1991.9

タイトル別名

ベストセラーの読まれ方 : イギリス16世紀から20世紀へ

タイトル読み

ベスト セラー ノ ヨマレカタ : イギリス 16セイキ カラ 20セイキ エ

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注記

主要参考文献: p217-219

内容説明・目次

内容説明

書物の読まれ方は、歴史の各段階で相当に異なる。近代初期の「読む」というより、護符としての活字本。かつては、同じ本を一生涯くり返し読む慣行だったが、19世紀には、読書の大衆化が進行する。1冊の書物の評価も時代とともに変転する。本書は、イギリス16世紀以来、それぞれの時代にもっとも影響を与えた書物の読まれ方から、読者層全体を制約する歴史的枠組とその変遷の理由を明らかにする画期的な読書の社会史。

目次

  • 序 イメージから本へ
  • 1 ジョン・フォックス『殉教者の本』—死に方の教本、あるいは護符としての「本」
  • 2 ロバァト・バートン『憂鬱の解剖』—活字人間の誕生
  • 3 スウィフト『ガリヴァー旅行記』—評価の激変する過渡期の本
  • 4 トマス・ペイン『人間の権利』—本が運動家をつくる
  • 5 チャールズ・ダーウィン『種の起源』—大論争から定着へ
  • 6 サッカレー『虚栄の市』—読書の「大衆化」
  • 7 オスカー・ワイルドと『ドリアン・グレイの画像』—メディアを泳ぎ渡る先駆者

「BOOKデータベース」 より

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