生体の窒素の旅
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生体の窒素の旅
(未来の生物科学シリーズ / 大島泰郎 [ほか] 編集, 24)
共立出版, 1991.10
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セイタイ ノ チッソ ノ タビ
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Chiba Prefectural University of Health Sciences Makuhari Campus Library
460.8||Mi49||2420027369
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Note
p96に参考文献の記載あり
Description and Table of Contents
Description
窒素は体内でダイナミックな代謝を受けながら、動的平衡を保っている。この窒素の流れにバイオテクノロジーの光を当てながら、わかりやすく、とっておきの話をおりまぜて解説する。窒素排出の代謝は動物の進化にともなって、アンモニア排出型から尿素排出型へ、さらに尿酸排出型へとドラマチックに進化した。これにともなう遺伝子の進化は分子進化のハイライトである。
Table of Contents
- 1 生体の窒素の流れ(窒素平衡;ダイナミックな窒素の流れ;タンパク質の合成;タンパク質の分解;血液中のアミノ酸の流れ;アンモニアの生成;アンモニアの行方;グルタミンの利用;アスパラギン酸の利用;尿中アンモニアの由来)
- 2 尿素サイクル(尿素サイクルの発見;尿素サイクルの反応;尿素サイクル前半の反応はどうしてミトコンドリアで行われるか;尿素サイクル酵素の肝臓内での分布;尿素合成の調節;発生にともなう尿素サイクルの変化;尿素サイクルと病気;尿素とアンモニアの腸肝循環)
- 3 窒素排出の比較生化学と分子進化(アンモニアを排出する動物;尿素を排出する動物;尿酸を排出する動物;尿酸の合成;痛風;尿酸の分解は動物によって異なる;窒素排出の進化;尿素サイクルはアルギニン合成系から進化した;尿素サイクルの最初の二酵素はミトコンドリア移行シグナルを獲得した;アルギニン・尿素合成系とピリミジン合成系の深い関係;カルバミルリン酸合成酵素の分子進化;尿素サイクル酵素がクリスタリンへ進化した)
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