「身体」のイメージ : イギリス文学からの試み
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書誌事項
「身体」のイメージ : イギリス文学からの試み
ミネルヴァ書房, 1991.11
- タイトル別名
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身体のイメージ : イギリス文学からの試み
- タイトル読み
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シンタイ ノ イメージ : イギリス ブンガク カラ ノ ココロミ
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注記
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
イギリス文学に現われた〈身体〉のイメージに多様な視点から考察を加え、文学の領域から西欧近代の身体観の具体的事例のひとつを示そうと試みたユニークなイギリス文学へのいざない。
目次
- 1 カオスに生きる身体(〈ためらい〉の身体—『ハムレット』の場合;〈倒立した一本の木〉としての身体—形而上詩派の身体性;スウィフト—崩壊する表層)
- 2 動く身体・静止する身体(『ユリシーズ』と歩行の神話学;W.B.イェイツの「舞踏」—詩人とイメージの関係;身体記号の文法—ロックウェルとG.グリーンにおける子ども像)
- 3 眼差しにさらされた身体(〈完全な視覚〉を求めて;『ドリアン・グレイ』に見る虚構の肉体;T.S.エリオットにおける〈眼〉の思想—鏡と〈眼〉のイメージの変貌)
- 4 関係のなかの身体(ヒロインたちの身体—J.オースティンの後期作品から;川面に映る〈身体〉—ディケンズ文学への一視角;見える身体・見えない身体—D.H.ロレンスの世界)
- 5 存在への問としての身体(宇宙卵・世界卵・ブレイク;ディラン・トマスと身体イメージの変容;解体する〈身体〉—ジョイスからベケットへ;身体とコスモロジー)
「BOOKデータベース」 より