中世をひろげる : 新しい史料論をもとめて
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中世をひろげる : 新しい史料論をもとめて
吉川弘文館, 1991.11
- タイトル読み
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チュウセイ オ ヒロゲル : アタラシイ シリョウロン オ モトメテ
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注記
内容: はじめに(石井進), I: 軍記と古文書を見直す(「太閤記は史学に益あり」-「金堀と印判状」), II: 裏から考える(「紙背文書の方法」, 「日蓮聖教紙背文書、二通」), III: 絵図、地図と民俗をさぐる(「「殿」と「様」」-「奈良の南市について」), 執筆者紹介
収録内容
- 太閤記は史学に益あり / 山室恭子 [執筆]
- 「竹崎季長置文」について / 大山誠一 [執筆]
- 戦国期の酒麴役 : 「小西康夫氏所蔵文書」を中心に / 久留島典子 [執筆]
- 上杉景勝の発給文書について / 阿部洋輔 [執筆]
- 金堀と印判状 : 甲州黒川金山衆の近世化をめぐって / 桜井英治 [執筆]
- 紙背文書の方法 / 五味文彦 [執筆]
- 日蓮聖教紙背文書、二通 / 保立道久 [執筆]
- 「殿」と「様」 : 『洛中洛外図』の書き込みから / 水藤真 [執筆]
- 絵画史料と「職人」 : 絵巻物に描かれた土器造り / 藤原良章 [執筆]
- 「書牛玉」と「白紙牛玉」 / 千々和到 [執筆]
- 「とうのもと」の慣行と文書史料 / 藤井昭 [執筆]
- 奈良の南市について / 安田次郎 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
いま中世がおもしろい。これまでかえりみられなかったさまざまの史料群が、新たな脚光を浴びてきた。その研究の最前線に位置する12名の研究者が、新しい史料論を求めて競い合う。
目次
- 1 軍記と古文書を見直す(太閤記は史学に益あり;「竹崎季長置文」について;戦国期の酒麹役—「小西康夫氏所蔵文書」を中心に;上杉景勝の発給文書について;金掘と印判状—甲州黒川金山衆の近世化をめぐって)
- 2 裏から考える(紙背文書の方法;日蓮聖教紙背文書、2通)
- 3 絵画、地図と民俗をさぐる(「殿」と「様」—『洛中洛外図』の書き込みから;絵画史料と〈職人〉—絵巻物に描かれた土器造り;「書牛玉」と「白紙牛玉」;「とうのもと」の慣行と文書史料;奈良の南市について)
「BOOKデータベース」 より