メルヴィルの語り手たち
著者
書誌事項
メルヴィルの語り手たち
臨川書店, 1991.12
- タイトル別名
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メルヴィルの語り手たち
- タイトル読み
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メルヴィル ノ カタリテタチ
大学図書館所蔵 件 / 全137件
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内容説明・目次
内容説明
『白鯨』の作家ハーマン・メルヴィルの主要作品『タイピー』から『ビリー・バッド』までの15篇を〈語り〉という観点から論じる。
目次
- 糸を紡いで—『タイピー』のために
- 『オムー』—回想の楽園を求めて
- 『マーディ』—その語り手といわゆる〈逸脱〉の章について
- 『レッドバーン』の語り手—『マーディ』との関連において
- 『ホワイト・ジャケット』—さまざまな語り口
- 『白鯨』(象徴としてのモウビー・ディック;イシュメイルの時間感覚;説教として)
- 『ピエール』(第三者の語り手;田舎と都市、もう1つの多義性)
- 『イズレイル・ポッター』—〈報われぬ英雄〉メルヴィルの独立戦争神話
- 「独身男たちの天国と乙女たちの地獄」—戯れの言葉
- 3つの「ベニト・セレノ」
- 「バートルビー」—語り手の“A Delicious Self‐Approval(甘美な自己満足)”
- 『詐欺師』—演技者としての詐欺師
- 『戦争詩集』—「極めて空疎な詩」か?
- もう1人のペシミスト、アンガー—『クラレル』から
- 「昇天」と「死刑執行」—『ビリー・バッド』の言葉
- 付録 メルヴィルの伝記について
「BOOKデータベース」 より