メルヴィルの語り手たち

書誌事項

メルヴィルの語り手たち

中村紘一著

臨川書店, 1991.12

タイトル別名

メルヴィルの語り手たち

タイトル読み

メルヴィル ノ カタリテタチ

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内容説明・目次

内容説明

『白鯨』の作家ハーマン・メルヴィルの主要作品『タイピー』から『ビリー・バッド』までの15篇を〈語り〉という観点から論じる。

目次

  • 糸を紡いで—『タイピー』のために
  • 『オムー』—回想の楽園を求めて
  • 『マーディ』—その語り手といわゆる〈逸脱〉の章について
  • 『レッドバーン』の語り手—『マーディ』との関連において
  • 『ホワイト・ジャケット』—さまざまな語り口
  • 『白鯨』(象徴としてのモウビー・ディック;イシュメイルの時間感覚;説教として)
  • 『ピエール』(第三者の語り手;田舎と都市、もう1つの多義性)
  • 『イズレイル・ポッター』—〈報われぬ英雄〉メルヴィルの独立戦争神話
  • 「独身男たちの天国と乙女たちの地獄」—戯れの言葉
  • 3つの「ベニト・セレノ」
  • 「バートルビー」—語り手の“A Delicious Self‐Approval(甘美な自己満足)”
  • 『詐欺師』—演技者としての詐欺師
  • 『戦争詩集』—「極めて空疎な詩」か?
  • もう1人のペシミスト、アンガー—『クラレル』から
  • 「昇天」と「死刑執行」—『ビリー・バッド』の言葉
  • 付録 メルヴィルの伝記について

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN07187776
  • ISBN
    • 4653022380
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    328p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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