書誌事項

漂泊する眼差し

赤坂憲雄編著

(叢書史層を掘る / 赤坂憲雄編, 第5巻)

新曜社, 1992.1

タイトル読み

ヒョウハク スル マナザシ

大学図書館所蔵 件 / 147

この図書・雑誌をさがす

注記

若い人のためのブック・ガイド: p339-347. 文献等の脚注あり

責任表示は奥付けによる。

収録内容

  • 能と中世の狂気・物狂い : 漂泊する精神 / 細川涼一著
  • 帯と貞操 : 旅する女たちの中世 / 金森敦子著
  • 遊行女婦論 : 恋する異装の女たち / 猪股ときわ著
  • 巫女と霊山 : カミサマたちの岩木山信仰 / 池上良正著
  • 「サンカ」とよばれた人々 : 移動箕直しノート / 佐伯修著
  • 神と精霊の対立というパラダイム : 折口信夫の「漂泊」の終わり / 中村生雄著
  • 沖縄のニンブチャー・チョンダラー : 遊行民と王権の関係とその変遷 / 田場由美雄著
  • 五木の子守唄考 : 隠された流離譚を掘る / 赤坂憲雄著

内容説明・目次

内容説明

定住はつねに漂泊を内に宿し、漂泊もまた、固有の定住を生の様式として抱えこんでいる。定住と漂泊とは、たえざる交通によって互いに生かされてあり、そのはざまに小さな物語の群れが小さな生き死にを重ねていた。定住、漂泊の入れ子細工をなす全体を、その構造と歴史において問う。

目次

  • 1 能と中世の狂気・物狂い—漂泊する精神
  • 2 帯と負操—旅する女たちの中世
  • 3 遊行女婦論—恋する異装の女たち
  • 4 巫女と霊山—カミサマたちの岩木山信仰
  • 5 「サンカ」とよばれた人々—移動箕直しノート
  • 6 神と精霊の対立というパラダイム—折口信夫の〈漂泊〉の終わり
  • 7 沖縄のニンブチャー・チョンダラー—遊行民と王権の関係とその変遷
  • 8 五木の子守唄考—隠された流離譚を掘る

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ