生きるための死に方
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生きるための死に方
(新潮文庫, し-31-2)
新潮社, 1992.4
- タイトル読み
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イキル タメ ノ シニカタ
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内容説明・目次
内容説明
死はいつか必ず訪れるものである。しかし地球上に何億の死があっても、古今の哲学や最新の科学を学び、他人の死にざまを見せられても、所詮は他人の死であり、一般論でしかない。人は結局自分の死を死ぬことしかできないのだ。だが、それだからこそ、人は死について考えざるを得ない。いま私たちに必要な「死」の準備とは何だろうか?各界の識者42人が様々な死の受けとめ方を綴る。
目次
- 「もう齢など忘れてしまって」 芹沢光治良
- 願わくは花のしたにて春死なん 高橋正雄
- 笑って死のうハンカチーフ 城夏子
- 人生は未完のまま終りを告げる 石垣綾子
- 「美しい女」実は死神 佐藤朔
- 齢80の居候 山室静
- 明治生まれの士族らしく 長谷川周重
- 役者行路 中村伸郎
- 生きているうちは死はこない 飯沢匡
- 赤色が象徴する「生」と「死」 岡本太郎
- 「ではお静かに…」といきたいが 戸川幸夫
- 遺言状を書く必要がなかった人 新藤兼人〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より