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「坊つちやん」の世界

平岡敏夫著

(塙新書, 65)

塙書房, 1992.1

タイトル読み

ボッチャン ノ セカイ

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内容説明・目次

内容説明

中学生程度の読みものとして研究の対象にのぼることのなかった「坊つちやん」。—今日の漱石文学研究のすさまじい流行現象のなかで、その作品の魅力と享受、「坊つちやん」論の手引き、契機のよすがにと、著者自身の論を新稿と共に1本にまとめ、併せて諸家の論をも展望する。

目次

  • 1 漱石のもたらしたもの—「坊つちやん」と「こゝろ」
  • 2 小日向の養源寺—「坊つちやん」試論
  • 3 「坊つちやん」評釈
  • 4 ロンドン体験としての「坊つちやん」
  • 5 ただ1本の蜜柑の木—「坊つちやん」における自然と人間
  • 6 漱石の松山行き
  • 7 「坊つちやん」と「銀の匙」
  • 8 「坊つちやん」の世界—諸家の論にふれつつ

「BOOKデータベース」 より

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