林芙美子の形成 : その生と表現
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林芙美子の形成 : その生と表現
有精堂出版, 1992.5
- タイトル読み
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ハヤシ フミコ ノ ケイセイ : ソノ セイ ト ヒョウゲン
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内容説明・目次
内容説明
一人の文学少女がいかにして作家となったのか—。林芙美子の作家として、人間としての形成の軌跡を、残された作品を読み解くことによってたどる。「放浪記」から「めし」まで、林芙美子を読み解く充実の作品論。
目次
- 1 詩の世界
- 2 詩から小説へ—「山裾」
- 3 生と性—「放浪記」
- 4 慎重な助走—「清貧の書」ほか
- 5 小説作法の会得—「牡蛎」ほか
- 6 垣の内と外—「野麦の唄」
- 7 長編へ—「稲妻」
- 8 戦争をとらえて—「戦線」ほか
- 9 基調としての虚無—「河沙魚」ほか
- 10 ネガティブな肉体文学—「晩菊」
- 11 実験小説—「茶色の眼」
- 12 狂気の表現—「夜猿」ほか
- 13 虚無から贖罪へ—「浮雲」
- 14 未完の大作—「めし」
「BOOKデータベース」 より