桂離宮 : 様式の背後を探る
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桂離宮 : 様式の背後を探る
（中公文庫）
中央公論社, 1991.4
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カツラ リキュウ : ヨウシキ ノ ハイゴ オ サグル
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折り込図1枚
Description and Table of Contents
Description
道長・忠通ら藤原氏ゆかりの地に、古今集の風景観をイメージして造られたという、桂離宮。簡素で調和のとれた建築・庭園の美は、ブルーノ・タウトを初め、グロピウス等の世界屈指の建築家を感動させた。この美術史上の偉業をなしとげた、後陽成天皇御弟・八条宮とその周囲の人びと、江戸教養人の美意識、制作過程など、本書は様式の背後を克明にさぐる。豊かな学識と鋭く繊細な感性、そして流麗な文章。日本の美の極致を捉えた注目の美術論考。
Table of Contents
- １ 桂離宮の位置
- ２ 桂離宮の創始者八条宮とその周囲
- ３ 桂離宮の造営の開始
- ４ 庭園の製作と作者の問題
- ５ 桂離宮の庭園の構想
- ６ 加藤佐馬助進上奥州白川石
- ７ 古書院とその改造の問題
- ８ 思し召す侭の普請
- ９ 古書院御興寄
- １０ 中書院とその周囲
- １１ 松琴亭とその周囲
- １２ 新御殿増築
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