チンパンジーの言語研究 : シンボルの成立とコミュニケーション
Author(s)
Bibliographic Information
チンパンジーの言語研究 : シンボルの成立とコミュニケーション
ミネルヴァ書房, 1992.7
- Other Title
-
Ape language : from conditioned response to symbol
- Title Transcription
-
チンパンジー ノ ゲンゴ ケンキュウ : シンボル ノ セイリツ ト コミュニケーション
Available at / 142 libraries
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Note
文献一覧: p471-483
Description and Table of Contents
Description
二頭のチンパンジーは記号を覚え、それをつかって道具を受け渡し、食べ物を互いに取り、分けあった—。より広い生活場面からチンパンジーにシンボルの使用を可能にしたランバウらの研究の全記録は、シンボルのもつ意味や、コミュニケーションの可能性について理論的な展望を導き出すとともに、人への応用さえも可能にした。もう人とチンパンジーのあいだの垣根は取り除かれた。—最も新しく、最も刺激的な研究の全記録。
Table of Contents
- 第1章 ヒト・類人猿・言語
- 第2章 最初に要求あり
- 第3章 研究プロジェクトとシステム
- 第4章 教えても学ばない類人猿
- 第5章 機械から訓練者へ
- 第6章 シンボルの機能—要求・命名・理解
- 第7章 最初の記号的伝達—シャーマンからオースティンへ、オースティンからシャーマンへ
- 第8章 与える・もらう・分ける—記号によるやり取りの流れ
- 第9章 道具—食物以外のものにも名前があることの学習の鍵
- 第10章 身振りとシンボルの絡み合い
- 第11章 レキシグラムが記号に変わる時
- 第12章 逸話—偶然の発話か、それとも貴重な示唆を読み取るか
- 第13章 ビテオ映像による現実の表象化
- 第14章 叙述
- 第15章 言語治療研究への応用—類人猿モデルの意義
- 第16章 類人猿の言語研究—ニムを越えて
- 第17章 類人猿の言語研究の行方—過去、現在、そして未来
by "BOOK database"