仁保事件救援運動史 : 命と人権はいかにして守られたか
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仁保事件救援運動史 : 命と人権はいかにして守られたか
(神戸学院大学法学研究叢書, 別巻)
日本評論社, 1992.9
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ニホ ジケン キュウエン ウンドウシ : イノチ ト ジンケン ワ イカニシテ マモラレタカ
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仁保事件救援運動史年表:p441-452
Description and Table of Contents
Description
獄中への手紙—書き手は、書くという行為によって利益を得ることを、なんら期待していない。書かなければならない義理もない。それはまったく、本人の自発的動機にもとづくものである。公表されることを予定していないから虚飾もない。さまざまな人々が、獄中の被告人に激励の手紙を書いた。そこに書かれている、さまざまな支援活動こそが、ひとりの人間のいのちを、まぎれもなく救ったのである。本書は、獄中への手紙でつづる、ユニークな人権活動史でもある。
Table of Contents
- どのような営為が生命を救ったのか—「もう一つの人権論」の試み
- 仁保事件の概要
- 真実の伝播(その開始;その中心的担い手たちの登場)
- 真実の力なお及ばず—第二審も死刑
- 真実のひろがり、燎原の火のように—1969年の運動
- 役者はそろった—通保、仕事を辞めて専従に
- 怒涛の進撃—最高裁包囲へ
- 命は助かった—最高裁、原審破棄・広島高裁へ差戻し
- 真実、ついに勝利す—差戻審での巻き返しを許さず
- ふるさとに抱かれ、誠実な一社会人として—無罪確定後の岡部保の歩み
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