エンジニア・エコノミスト : フランス公共経済学の成立

書誌事項

エンジニア・エコノミスト : フランス公共経済学の成立

栗田啓子著

東京大学出版会, 1992.12

タイトル別名

エンジニアエコノミスト : フランス公共経済学の成立

タイトル読み

エンジニア・エコノミスト : フランス コウキョウ ケイザイガク ノ セイリツ

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注記

参考文献: p279-295

内容説明・目次

内容説明

本書はこの科学者集団が次第に経済学に関心を向け、政府の経済的役割の分析から公共経済学を形成していく過程をたどり、彼らの経済思想の現代的意義を明らかにする。社会史的分析により経済学史研究に新風を吹込む。

目次

  • 序章 エンジニア・エコノミストとはなにか
  • 第1部 土木公団のエンジニアの知的・社会的環境(エンジニアはなぜ経済学に興味を持ったのか;エンジニアの経済思想はどのように形成されたのか)
  • 第2部 公共事業と政府の経済的介入(なぜ政府が道路を作るのか;交通路における自然独占;政府介入の必要性)
  • 第3部 交通路の利益と政府の役割(交通路の経済効果と「一般の利益」;政府の経済的介入の目的と方法)
  • 終章 公共経済学とディリジスム

「BOOKデータベース」 より

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