佐渡金山
著者
書誌事項
佐渡金山
(中公文庫)
中央公論社, 1992.8
- タイトル読み
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サド キンザン
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内容説明・目次
内容説明
歴史小説や日本近世史の記述で暗いイメージを付された佐渡金山。金鉱を重視した秀吉は佐渡を直轄領とし、家康は天領として佐渡奉行を置いた。封建政治が内部矛盾を深めていった時代、幕府は大都市に溢れる生業のない浮浪者を鉱山に送りこんだ。苦役を強いられる無宿者と彼らに性を提供する遊廓の女たち。底辺に生きる人々、金山の過酷な歴史、および佐渡文化の断面を克明に描く。
目次
- 廃墟の文化史
- 地底の水替
- 大工と穿子
- 心中と盆踊り
- 金銀山の遊女
- 流人巡礼
- 技術の社会史
「BOOKデータベース」 より