昭和幻燈館
著者
書誌事項
昭和幻燈館
(中公文庫)
中央公論社, 1992.8
- タイトル別名
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昭和幻灯館
- タイトル読み
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ショウワ ゲントウカン
大学図書館所蔵 件 / 全18件
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内容説明・目次
内容説明
ひとりだけのスクリーンに映し出す暗い幻影、ひそやかな追憶—。第二次世界大戦末期に少年期を過ごした著者が、記憶の回廊のなかで反芻する建築、映画、文学など、偏愛してやまない、憂いにみちた昭和文化の陰翳を、透徹した美意識で記す。
目次
- 赤い靴の秘密
- 犯罪者への夢—同潤会アパート
- 胎児の記憶—ポオの悪い夢
- 人攫いの午後—ヴィスコンティの男たち
- 侏儒と軍服—制服のエロティシズム
- 消えた狂人たち—保名狂乱
- 〓(ぬえ)のごとく—昭和風雲録
- 真青な夏—小沼丹
- あんたとあたいのブルース—港が見える丘
- 好色な神—エロール・フリン
- 鉄路のほとり—久坂葉子
- 蛍火の館—弥生美術館
- 王様の馬—西条八十
- 砂金、掌に掬えば—なかにし礼
- 朧絵師の死—上村一夫
- 女の紅差し指—向田邦子
- 彩色写真—1900年のポストカード
- 幻の女—愛しのクリスチーヌ
- 道行・花と風—唐獅子牡丹
- 山梔伝説—野溝七生子
- 君よ知るや南の国—昭和のまぼろしたち
「BOOKデータベース」 より