文学アメリカ資本主義
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文学アメリカ資本主義
南雲堂, 1993.1
- タイトル読み
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ブンガク アメリカ シホン シュギ
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内容説明・目次
内容説明
アメリカは「資本主義」をどのように文学してきたか。文学はどんな「アメリカ」を売り物にしてきたか。そしていま資本主義は「文学」をどのようにアメリカナイズしてきているのか。ぼくらは文学と批評の場所をどこにさがそうとするのか。
目次
- イントロダクション クリティシズムをさがせ
- 1 表象(贋金と写真 『舞踊会へ向かう3人の農夫』論;サム・シェパードの時代 自己拡散—自己表出から指示表出へ…それから;電子メディア時代のアメリカ文学 『ホワイト ノイズ』と死の恐怖;通貨と情報の現在 ウルフ、ベロー、ピンチョン;フランクリンの「生き方」・「表し方」 模範的な自我の可読性;乗り物からノリものへ “ロード感覚”とポストモダン)
- 2 批判(資本主義の黒い鳥 『マルタの鷹』の経済学;ポパイとは何者か フォークナーと優生学;寄せくる怒濤 シャーウッド・アンダーソンの場合;「神意」と「拝金」 メルヴィルの見た資本主義イデオロギー;ドライサー批評と資本主義 マイケルズの「シスター・キャリー論」;「知」と「愛」と「金」 『黄金の盃』の意味するもの)
- 3 観察(サリンジャーの遺産 ライ麦畑に芽生えたもの;欲望のダイナミズム 『パイロン』と『アブサロム、アブサロム!』の資本主義;支払われた保険金 ウォレス・スティーヴンズ再読;Gender Is the Night 『夜はやさし』の資本主義・分裂症・ジェンダー)
「BOOKデータベース」 より