長屋王家木簡と奈良朝政治史

書誌事項

長屋王家木簡と奈良朝政治史

大山誠一著

(古代史研究選書)

吉川弘文館, 1993.1

タイトル別名

長屋王家木簡と奈良朝政治史

タイトル読み

ナガヤオウケ モッカン ト ナラチョウ セイジシ

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注記

文献等の注: 各部末

内容説明・目次

内容説明

膨大な「長屋王家木簡」の中にただ1点だけ残る氷高内親王宛の木簡。この木簡から家政機関・天皇即位の特異性など、新たな奈良時代像が浮かび上がる。なぜ長屋王は滅び去ったのか。近年、木簡の発見により古代史が次々と塗り替えられてゆく中、本書は「長屋王家木簡」を徹底分析、奈良朝政治史に一石を投じ、古代天皇制の成立史に新解釈を提示する。

目次

  • 第1 「長屋王家木簡」に見える家政機関(木簡の基礎的考察;邸宅の所有者と家政機関の本主)
  • 第2 氷高内親王をめぐる諸問題(氷高内親王宮の位置;海上采女と海上国造他田日奉部直神護;即位をめぐる問題;即位後の生活;即位後の政情と阿倍広庭;珍努宮)
  • 第3 長屋王と吉備内親王(長屋王家の財政;長屋王邸宅の居住者;佐保宅;聖武即位後の政情;基王;左道;謀略)

「BOOKデータベース」 より

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