カント倫理学序説 : 『道徳形而上学の基礎づけ』を読む

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カント倫理学序説 : 『道徳形而上学の基礎づけ』を読む

中野重伸著

高文堂出版社, 1993.4

タイトル読み

カント リンリガク ジョセツ : ドウトク ケイジジョウガク ノ キソズケ オ ヨム

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注記

文献: p143-144

内容説明・目次

内容説明

カントの『道徳形而上学の基礎づけ』を読み解こうとする一つの試みである。カントは本書において、常識の中に含まれている道徳的判断の特質を取り出し、それを純化することによって、道徳の基礎を確立しようとした。カントの思想にいくらかでも近づき、また倫理学がどのようなものとして存立しうるかを、考える。

目次

  • 第1章 道徳の本質(倫理学の位置;善い意志;義務の概念)
  • 第2章 道徳の原理(道徳の純粋性;定言命法;第一法式—自然法則との類比;第二法式への移行;第二法式—人間性の理念;第三法式—自律の原理;目的の国;総括)
  • 第3章 道徳の根拠(自由な意志;関心—人間存在の二重性;定言命法はいかにして可能か;実践哲学の限界)

「BOOKデータベース」 より

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