外政家としての大久保利通
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書誌事項
外政家としての大久保利通
(中公文庫)
中央公論社, 1993.3
- タイトル読み
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ガイセイカ トシテノ オオクボ トシミチ
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注記
大久保利通略年譜: p348-360
内容説明・目次
内容説明
明治7年、台湾出兵に続く北京談判は、近代日本の地固めとなった外交事件である。自ら困難な全権の役を引受けた大久保利通は、冷徹な現実認識、驚異的な粘り、強い責任感と信念、そして奇策と威嚇、おのれの政治的資質のすべてをかけて交渉にのぞむ—。愛国的自由主義者が太平洋戦争中、現実政治に対する鋭い弾刻を秘めて執筆した、責任政治家の理想像。
目次
- 第1章 征韓論を中心に
- 第2章 征台を敢行するまで
- 第3章 日清間の予備交渉
- 第4章 全権弁理大臣として
- 第5章 北京談判の行詰り
- 第6章 交渉妥結に到る
- 第7章 大久保の心事と政策
「BOOKデータベース」 より