漂泊と定住と
著者
書誌事項
漂泊と定住と
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 1993.6
- タイトル別名
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漂泊と定住と : 柳田国男の社会変動論
- タイトル読み
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ヒョウハク ト テイジュウ ト
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注記
底本: 「漂泊と定住と : 柳田国男の社会変動論」(1977.6 筑摩書房刊)
内容説明・目次
内容説明
日本からアメリカへ、さらに水俣・不知火海へ—。自身の学問の途上で出会った柳田国男。その著作を克明にたどりつつ著者が開眼した「柳田国男論」を、国際的視点に立ち、近代化論および社会変動論を骨格として論じる。科学技術と環境、差別など、われわれを取り巻く現代の諸問題とのかかわりにおいて、柳田学を積極的に評価し、発展させたユニークで刺激的な力作。
目次
- われらのうちなる原始人—柳田国男を軸にして近代化論を考え直す
- 国際比較における個別性と普遍性—柳田国男とマリオン・リーヴィ:索引について—『柳田国男集(別巻第5)』
- 常民と世相史—社会変動論としての『明治大正史世相篇』
- 社会変動のパラダイム—柳田国男の仕事を軸として
- おくれてきたものの科学技術革命への寄与—日本と中国の場合
- 柳田国男研究の国際化
- 差別と非暴力抵抗の原型—『遠野物語』、『柳坊主考』、『先祖の話』など
- 漂泊と定住と—柳田国男のみた自然と社会のむすび目
「BOOKデータベース」 より