書誌事項

文学と革命

トロツキイ著 ; 桑野隆訳

(岩波文庫, 白(34)-127-2,127-3)

岩波書店, 1993.6-1993.7

タイトル別名

Литература и революция

タイトル読み

ブンガク ト カクメイ

大学図書館所蔵 件 / 225

注記

原著第2版 (1924) の翻訳

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784003412725

内容説明

革命の芸術家トロツキイの、彼自身の手になる唯一の文学論集。プロレタリア体制という過渡期の芸術を、真に人間的な文化の準備段階として位置づけ、二〇年代文学を具体的、系統的に論じている。第1部では、ブローク、ピリニャーク、セラピオン兄弟、マヤコフスキイら十月革命以後の文学を扱い、革命芸術を展望する。

目次

第1部 現代文学(十月革命の外の文学;革命の文学的同伴者たち;ブローク;未来主義;詩の形式派とマルクス主義;プロレタリア文化とプロレタリア芸術;党の芸術政策;革命芸術と社会主義芸術;文学とロシア共産党の政策について)
巻冊次

下 ISBN 9784003412732

内容説明

「歴史的行為の舞台は果てしなく広大なものとなり、地球は腹立たしいまでに小さなものとなりつつある」第1次革命と戦争の間に書かれた諸論考を集めた第二部。「嵐と雷雨のなか」に幕を開けた20世紀にあって、西欧の芸術・文化生活にかんする考察を含め、ロシア・インテリゲンツィヤのイデオロギー的変質の方向を明らかにする。

目次

第2部 その前夜(第一次革命と戦争のはざま(一九〇八—一九一四年)(時間上に広〇八‐一九国;死とエロスについて;新年の芸術談義;折衷主義的サンチョ・パンサとその神秘主義的—太刀持ちドン・キホーテ ほか);西欧とわれわれ—平行と接近(一九〇八‐一九一四年)(『ジンプリチシムス』;日蝕;フランク・ヴェーデキント;インテリゲンツィヤと社会主義 ほか))

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ