太陽がふたつ出た日 : マーシャル諸島民の体験
著者
書誌事項
太陽がふたつ出た日 : マーシャル諸島民の体験
紀伊国屋書店, 1993.7
- タイトル別名
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Day of two suns : US nuclear testing and the Pacific Islanders
- タイトル読み
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タイヨウ ガ フタツ デタ ヒ : マーシャル ショトウミン ノ タイケン
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注記
マーシャル諸島の核実験と移住の年表: p329-333 文献: p341-34
内容説明・目次
内容説明
太平洋のトルコブルーの海に囲まれたサンゴ礁でできた美しい島々、マーシャル諸島。本書は、この島々に住む島民の太平洋戦争後の40数年の体験を描いたものである。日本の支配から米国統治に置きかわってまもなく、この諸島民は「疑似核戦争」の恐怖の中での生活を余儀なくされる。広島原爆の1300倍の破壊力をもつビキニ島の水爆など、実に66回もの核実験が行われ、ABM、そしてスターウォーズの実験地にされる。かつての島の生活と環境は破壊され、癌、甲状腺障害、異常出産が頻発する。アメリカの世界軍事戦略の犠牲となった島民の苦難の歴史と抗議の声を世に明らかにしたドキュメンタリー。
目次
- 第1部 核実験—マーシャル諸島民の体験
- 第2部 太平洋の構図
- 第3部 もうひとつの道
- 付録(マーシャル諸島の核実験と移住の年表;マーシャル社会の構成;非核独立太平洋人民憲章)
「BOOKデータベース」 より