詩的レトリック入門
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詩的レトリック入門
思潮社, 1993.5
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シテキ レトリック ニュウモン
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注記
「現代詩手帖」連載評論「思いつき詩的表現論」 (1987.11-1989.5, 全12回) を加筆・修正したもの
主要参考文献: p330-332
内容説明・目次
内容説明
ことばはどこから作品となるのか。作品はなにによって詩となるのか。豊かな詩的経験に基づいたあざやかな直観力と縦横無尽の解析力で、余白、意味、イメージ、喩、語り手、型式など詩のレトリックを、具体例をわかりやすく参照し、人名や用語の注釈も加え、実践的に解き明かす。詩の歴史的な変遷と、同時代の言語論や他の言語領域との境界線も見据えて、入門書としても、本質的原理論として味わえる北川詩学の集大成。
目次
- 1 レトリックの誘惑
- 2 余白論の試み
- 3 詩と散文のあいだで
- 4 詩作品の〈語り手〉とは—詩・短歌・俳句における〈私〉
- 5 詩的意味論の試み
- 6 未知の像—詩的比喩論の試み
- 7 反喩の構造—詩的仮構論の試み
- 8 詩的境界について
- 9 詩型論の試み
「BOOKデータベース」 より