今日われ生きてあり
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今日われ生きてあり
(新潮文庫, こ-21-5)
新潮社, 1993.7
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キョウ ワレ イキテ アリ
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Description and Table of Contents
Description
僕の生命の残りをあげるから、おばさんはその分、長生きしてください—。特攻隊少年飛行兵たちはこの上なく美しく、限りなく哀しい言葉を遺して空に散っていった。その散華は国や天皇のためでなく、愛する妹、愛慕する父母、愛しい恋人のための勇敢な飛翔であった。そのあまりにも純粋で無垢な魂の呻吟を遺された手紙、日記、遺書、関係者の談話により現代に刻印した不滅の記録。
Table of Contents
- 特攻基地、知覧ふたたび—序にかえて
- 心充たれてわが恋かなし
- 取違にて
- 海の自鳴琴
- 第百三振式隊出撃せよ
- サルミまで
- あのひとたち
- 祐夫の桜輝夫の桜
- 海紅豆咲くころ
- 母上さま日記を書きます
- 雲ながれゆく
- 父に逢いたくば蒼天をみよ
- 約束
- 二十・五・十一九州・雨 沖縄・晴のち曇
- 背中の静ちゃん
- 素裸の攻撃隊
- 惜別の唄
- ごんちゃん
- “特攻”案内人
- 魂火飛ぶ夜に
- 特攻誄—あとがきにかえて
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