地の果て至上の時
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地の果て至上の時
(新潮文庫, な-11-3)
新潮社, 1993.7
- タイトル読み
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チ ノ ハテ シジョウ ノ トキ
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内容説明・目次
内容説明
腹違いの弟を殺害した罪により、大阪で服役していた竹原秋幸が、三年ぶりに故郷に帰ってきた。しかし、その紀州・熊野の地にも都市化の波が押し寄せ、彼が生まれ育った「路地」は実父・浜村竜造の暗躍で消滅していた—。父と子の対立と共生を軸に、血の宿命と土地の呪縛が織りなす物語を重層的な文体で描く、著者渾身の力作。『枯木灘』『鳳仙花』に続く紀州神話の最高到達点。
「BOOKデータベース」 より