中岡慎太郎 : 維新の周旋家
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書誌事項
中岡慎太郎 : 維新の周旋家
(中公新書, 1146)
中央公論社, 1993.8
- タイトル読み
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ナカオカ シンタロウ : イシン ノ シュウセンカ
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注記
中岡慎太郎略年譜: p246-251
主要参考部文献と関係資料: p252-254
内容説明・目次
内容説明
幕末怒涛の時期、日本の大道に開眼した中岡慎太郎は土佐、下関、九州、京都を往来して公卿を訪ね、雄藩を結び、陸援隊を組織して討幕と新国家樹立に奔走した。一方『時勢論』を執筆して維新を啓蒙指導し、“世界の中の日本”を視野に入れた国家像を描いている。郷里の復興と自立に尽力する庄屋見習の若者を、維新回天の事業に駆り立てた原動力は何か。慎太郎の思想形成を土佐南学、万葉学の系譜に辿り、維新の周旋家の実像を照射する。
目次
- 序章 評価—岩倉、三条の痛惜
- 第1章 風土—土佐南学と万葉学
- 第2章 出生—北川村の大庄屋
- 第3章 大道—土佐勤王党、五十人組
- 第4章 上洛—象山訪問、容堂謁見
- 第5章 脱藩—三田尻招賢閣、禁門の変
- 第6章 奔走—五卿九州遷座、薩長同盟
- 第7章 周旋—防長四境戦、『時勢論』
- 第8章 討幕—薩土密約、陸援隊
- 第9章 最期—近江屋の一夜
- 中岡慎太郎略年譜
「BOOKデータベース」 より