ガレノス : 霊魂の解剖学

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ガレノス : 霊魂の解剖学

二宮陸雄著

平河出版社, 1993.7

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Galenus

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ガレノス : レイコン ノ カイボウガク

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Note

付: 図 (2枚)

主要参考文献: p602-605

Description and Table of Contents

Description

二世紀ごろのギリシア・ローマにあっては、霊魂による肉体の統御が宇宙の整合性とのアナロジーとして想定されていた。ヒポクラテスからガレノスに至る医学史と哲学史を背景にし、ガレノスが医学に大いに貢献した解剖と実験を通して、霊魂の意義と働きおよびその存在する場所を探求する姿を追う。本書は、その先駆的な科学精神によるガレノスの医学と哲学を、原典に基づきつつ追求する、我国初の本格的ガレノス論である。

Table of Contents

  • 序説 生命思想史の中で
  • ペルガモンのガレノス
  • ガレノスの思想の源流
  • 霊魂と自然
  • 統御力をめぐる論議
  • 諸学派の抬頭と抗争

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