書誌事項

一つよけいなおとぎ話 : グリム神話の解体

ジョン・M. エリス著 ; 池田香代子, 薩摩竜郎訳

(メルヒェン叢書)

新曜社, 1993.7

タイトル別名

One fairy story too many : the bothers Grimm and their tailes

タイトル読み

ヒトツ ヨケイナ オトギバナシ : グリム シンワ ノ カイタイ

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注記

関連年表: p261-264

文献: p270-275

内容説明・目次

内容説明

グリム童話は読み書きのできない民衆の語りを収集したもの、というのはどこまで真実か?真の語り手はだれだったのか?グリム兄弟はなぜ膨大な書きかえをしたのか?確かな事実を手がかりにグリム童話をめぐる謎を解き明かし、根強いグリム崇拝を根底から解体する。

目次

  • 1 『グリムのメルヒェン集』とは
  • 2 誤解はいかにして発生したか
  • 3 だれが語ったか
  • 4 テクストは変わる—初版出版に向けて
  • 5 テクストは変わる—改訂の真相
  • 6 『メルヒェン集』の時代
  • 7 おとぎ話はもういらない
  • 三篇のメルヒェン・テクスト—手稿から第七版まで(蛙の王さまあるいは鉄のハインリヒ;いばら姫;ヘンゼルとグレーテル)

「BOOKデータベース」 より

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