向う岸からの世界史
著者
書誌事項
向う岸からの世界史
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 1993.10
- タイトル別名
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向う岸からの世界史 : 一つの四八年革命史論
- タイトル読み
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ムコウギシ カラ ノ セカイシ
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注記
底本: 「向う岸からの世界史 : 一つの四八年革命史論」(未来社, 1978年10月刊)
内容説明・目次
内容説明
1848年のウィーンの革命史の実態を詳細に描くなかで、著者は「歴史なき民」こそが歴史の担い手であり、革命の主体であったという事実を掘り起こす。少数民族や賎民が生き生きと描かれた本書は、著者の自己の半生をかけて達成した成果を克服しようとする試みであり、思想史から社会史への転換点を示す記念碑的作品である。
目次
- 向う岸からの世界史—ヘーゲル左派とロシア
- 四八年革命における歴史なき民によせて
- 一八四八年にとってプロレタリアートとは何か
- ウィーン革命と労働者階級
- もう一つの十月革命—歴史家とプロレタリアの対話として
- ウィーン便り
「BOOKデータベース」 より