信と知
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信と知
(日本倫理学会論集, 28)
慶應通信, 1993.10
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シン ト チ
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注記
執筆: 三嶋輝夫 [ほか]
内容説明・目次
内容説明
人間にとって、古くて新しい根源的な問題である「信と知」の様相を、西洋と日本の歴史的思索のパースペクティヴの中に検証しつつ、混迷の度合いを深める世紀末の「今」に確固たる指針を提示しようと試みる野心的諸論考。
目次
- 序にかえて 和辻賞のこと
- ソクラテスと神—ギリシャ思想における信と知への一視角
- キリスト教における信と知—信仰、知恵、知識と知識革命
- 自己と超越—教父における信と知
- ドイツ観念論における信と知
- 「信と知」の変容—ニーチェ哲学と「信と知」の問題
- 神道における儀式と信仰
- 〈権・実〉パラダイムの成立と反転—中世の神仏関係における〈信〉と〈知〉をめぐって
- 知的営為成立の場—仁斎学に即して
- 国学における信と知
- 近代日本における信と知—西村茂樹・西田幾多郎・和辻哲郎をめぐって
- 西洋思想における「信と知」
- 日本思想に見る“信と知”
「BOOKデータベース」 より