色彩心理学入門 : ニュートンとゲーテの流れを追って
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色彩心理学入門 : ニュートンとゲーテの流れを追って
(中公新書, 1169)
中央公論社, 1994.1
- タイトル読み
-
シキサイ シンリガク ニュウモン : ニュートン ト ゲーテ ノ ナガレ オ オッテ
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注記
出版者名変更: 中央公論社→中央公論新社
参考文献: p231-235
内容説明・目次
内容説明
色彩の研究は、ニュートンの実験に始まり今日の色表示体系に至る流れと、ゲーテの観察に始まる、色の主観的な体験の現象学の流れとがあり、そこに両者に欠けた色覚の生理学の流れが加わっている。さらに色には、感情や文化と結びつく複雑な側面もある。この広範囲におよぶ色彩のさまざまな問題を、主要な人物の貢献を紹介しつつ解説する。色彩への実用的知識が要求される現在、その課題にも応えてくれる格好な入門書となっている。
目次
- 第1章 ニュートンにおける光と色
- 第2章 ゲーテの『色彩論』と視覚の諸現象
- 第3章 化学者ドールトンと色覚異常研究
- 第4章 ヤング‐ヘルムホルツの三色説
- 第5章 ヘーリングの反対色説とその発展
- 第6章 一つの目に二種の視覚—フォン・クリースの二重視覚説
- 第7章 動物の色覚
- 第8章 光の強度と明るさの感覚—フェヒナーの法則とスティーヴンスの法則
- 第9章 色を立体で表わす—マンセルとオストワルト
- 第10章 色を数字で表わす—混色の法則とCIEの表色系
- 第11章 カッツと色の現象学
- 第12章 色は波長だけではきまらない
- 第13章 色の効果
- 第14章 色と感情
「BOOKデータベース」 より