カントロヴィッチ : ある歴史家の物語

書誌事項

カントロヴィッチ : ある歴史家の物語

アラン・ブーロー [著] ; 藤田朋久訳

みすず書房, 1993.12

タイトル別名

Histoires d'un historien Kantorowicz

タイトル読み

カントロヴィッチ : アル レキシカ ノ モノガタリ

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注記

文献・カントロヴィッチを読むために: p177-187

内容説明・目次

内容説明

1963年に死去するやいなや、エルンスト・カントロヴィッチは記念碑となってしまった。彼の遺言は、身辺の書類すべてを破棄するよう命じていた。極端な秘密主義のために、彼の生涯については、ほんの僅かなことしか伝わっていないのだ。だが彼は既に死の数年前に、自分の入るみごとな墓を用意していた。『国王の二つの身体』と題されたこの著作が、以後、著者カントロヴィッチと同一視されることになるのである。壮大な記念碑をめぐる質問を捨てて、物語を、カントロヴィッチをめぐり網の目のように交錯するいくつもの物語を見てゆくことにしよう。この歴史家のさまざまな物語へと分け入ることにしよう。

目次

  • E・Kという名の記念碑をたずねて
  • 隠された身体
  • 化身
  • 失われた身体
  • 異邦の身体
  • 二つの身体

「BOOKデータベース」 より

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